歌舞伎町で黒服として10数年働いていた私が見てきたものを
振り返ってみようと思い出してみました。
目次
・もてるお客様
・黒服のお仕事
・キャバ嬢のタイプ
・お客様のタイプ
・あとがき
もてるお客様
・長居しない
短時間でそれなりの金額を使いさっと帰ることで、遊びなれた雰囲気を醸し出す。
指名が被っているときなど、ホステスは助かる。
・色々話しかけてくれる。
ホステスとしてはプロの仕事を見せてみろと受け身でいられるよりも、
話題を作り出していくより楽だし何より、人は興味を持たれ聞かれることは嬉しいようです。
・自ら楽しもうとする
大金を払うのだから、さぁ楽しませてみろというスタンスではプロでも大変です。
自分が楽しみたい、楽しいなと感じることが、そういう時間を作るようです。
・黒服にも寛大。
遊び上手は気配り上手です。時には黒服を席に呼び一緒にお酒を飲むことで店の従業員全体から
好かれ、たとえ指名のホステスが休みでも丁重に扱われます。
・指名しているホステスの仲が良い子を場内指名してあげる。
指名しているホステスの関係者に仲良くしてくれてありがとうなどと声を掛け、
回りも含め応援してあげる。
・指名が被っても笑顔で見送ってあげる。
笑顔でしっかり稼いで来いと応援してあげ、戻ってこなくても大丈夫だよくらい言えるとかっこいい。どんな時でも楽しみ方を知っているからこそ言える大人のセリフだと思います。
黒服のお仕事
・ホステスの付回し(ラッキー)
この仕事を受け持った人のセンス次第で一日の売り上げが天と地ほど違うことも
・アテンド
お客様の席への誘導のみを常に先回りして考える。この職も売上に与える影響大。
・延長交渉
この職のマンパワーも売上に営業を与えます。
・客引き・スカウト
外での業務なので歩合給の割合が高く、やっただけ稼げるがその逆も然り。
・送り迎え
売れる子の自尊心をくすぐり、かつ悪い虫から守るため駅と店の間の送り迎え。
売れっ子には店長以上が自宅まで車などで。ホステスの自尊心を擽り定着率アップ。
・ホステスへの指導
テーブルマナーから目標管理など、個人もグループ全体なども。
キャバ嬢のタイプ
・ステータスを好む。
・真面目な子は売れづらい。逆に頭悪そうに装い、簡単に口説けそうに見せかける賢いホステスも。
・学生時代の問題児タイプに売れる子は多い。
・空気を読め、他のホステスたちにも信頼されているタイプは、接待が多い幹事さんには有り難い。
お客様のタイプ
・一人で長時間飲むお客様は口説き目的が多い。逆に短時間で仲が良いホステスも呼んであげなと
いうスタンスはもてる。
・人を連れてくるお客様は接客上手でホステス同士でも人気のある子を指名する。ホステスからは
ありがたがられる。
・もてるお客様は短時間で金額を使い、頻繁に来ない。
・雨の日・月曜日など暇が予想される日にあえて行くと好感度アップ。
あとがき
男である以上、キャバクラに行くからには口説きたいという気持ちは少なからずあるはず。
口説くなら5回以内の短期決戦に勝算あり。もちろんある程度金額も使い、アフターに誘ったりと
体力も使います。ホステス歴やお店での在籍が短い子のほうが狙い目です。
いつまで経っても男はその様なギラギラした感覚は大事だと思います。
一方、ある程度の長い付合いのホステスは関係を壊したく無いので、黒服や仲間のホステス達と
友達的な関係に移行しようとしてきます。それはそれでとても貴重な存在のお店といえます。
男にはそういう宿り木のような店も必要だと思います。
お店によってキャラを変えて、夜の街で昼間の憂さを上手に晴らしてください。
コメント